野犬がうろうろしているせいで、猫が気になる。森谷明子『れんげ野原のまんなかで』。図書館が舞台の連作短編ミステリー。教育的配慮が行き届いている良書。第二話「冬至―銀杏黄葉」で言及されている、「ぬ」で始まる伝説的奇書を書いた人ってのは沼さんでい…
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