2007-03-01から1ヶ月間の記事一覧

お父さんギツネバンザイ

エクセルをあーでもないこーでもないとやりながら母親の手伝い。結局、ペンと定規があれば事足りたのだが。Roald Dahl "Fantastic Mr.Fox"。お父さんギツネにローテーションで農場を荒らされた農場主ボッギス、バンス、ビーンの3人組が、重機を動員してキツ…

カメになりたかった男

各所へお墓参り。あとは古本屋でお宝探し。Roald Dahl "Esio Trot"。退職後、静かな余生を過ごすホッピー氏が階下のシルヴァーさんに思いを寄せる話。ダークでもなければどんでん返しもないのでそれほど面白味はないですが、多読用として勧めやすい。

使命と魂のリミット

帰省。今回ETCを取り付けようか迷ったが、そもそもこの車いつまで乗るんだろうと考え、先送りすることに。東野圭吾『使命と魂のリミット』。研修医の視点と技術者の視点が医療ミスやリコール問題で交差する医学サスペンス。出来は別にしてもドラマ向きである…

TOEIC

TOEIC。新形式に移行して初めて受験するので少しレポート。・Part1の問題が半減した分、若干リスニングの難易度が上がったような気になる。 ・Part4では旧形式の不意打ち4問がなくなり3問に固定。 ・センター試験の第3問と似たような形式のPart6は、前後関係…

義八郎商店街

模試一発。東直己『義八郎商店街』。由来のはっきりしない「義八郎」を冠した商店街の武闘派店主たちとホームレスとの人情話。のっけから嫌な予感はしていたが、「とんでもねえ、あたしゃ神様だよ」って、志村けんじゃないんだから。最近どうも迷走ぎみだな…

英雄先生

教科書発注のお願いとシラバス提出。東直己『英雄先生』。奇跡の舞台は松江。ボクシングで英雄になり損ねた池田が教師として英雄になるビルドゥングスロマン。東作品は、もう「畝原シリーズ」くらいしか楽しみが残されてないんだろうか、と思わざるをえない…

少女には向かない職業

ロバート・ヒルキのテクニック本をパラパラ。試験時に、あ、この手の問題そういえば、「××はこうしちゃいなよ」って言ってたなあなどと考えていたら問題が右から左に通り過ぎて行きそう。いや、決して腐している訳ではなくて、なるほどね、と思わされる箇所…

タイムカプセル

十分意識しながらマンデリンで休憩。酸味がほとんどないのね、これ。折原一『タイムカプセル』。講談社の「ミステリーランド」を向こうに回して理論社から最近刊行された「ミステリーYA!」(勿論「やぁ」ではなくて「ヤングアダルト」)。中学卒業時、10年…

落語ワンダーランド

速太郎で車検。翻訳収入できっちり収まったが、これは喜ばしいことなのか悲しいことなのか。『落語ワンダーランド登竜門』。もうこのシリーズ出ないのかと思ってたら出ましたvol.2。三代目春風亭柳好「野ざらし」、八代目桂文楽「酢豆腐」、五代目古今亭志ん…

くんく便り

宮藤官九郎『私のワインは体から出て来るの』と『おぬしの体からワインが出て来るが良かろう』。ここに書いているほとんどの本は洋書を除いて寝る前に読んでいるのです(誰にともなく釈明)。後者でクドカンが『ビートたけしの刑事ヨロシク』を探していたの…

後ろ傷

確定申告終了。東直己『後ろ傷』。「ハーフボイルド」シリーズ第二弾。北大受験にすべったことで自棄を起こし、自分で選んでおきながら不承不承道央学院国際グローバル大学(通称・グロ大)に通っている松井省吾。わかるぞ、その気持ち。しかし、「グロ大」…

策士山城

あちこちひっくり返して書類探し。高森朝雄・辻なおき『ジャイアント台風―ジャイアント馬場物語』。「クイズ世界はSHOW by ショーバイ!!」で解答席を破壊して笑いを誘った馬場さんのイメージが払拭できない世代にとって、ギャグ漫画と化してはいるもののプロ…

今日もおあずけ

最後のテキスト選定。ここ最近こればかりですが、米澤穂信『夏期限定トロピカルパフェ事件』。スイーツ食べてばかりでたいした展開もなく挫けそうになるが、最後でひとひねり半。で、結局二人の過去に何があったのよ。

結婚式

友人の結婚式で小倉へ。みなさんレポートしているので詳細は省きます。なんやかんやで4時過ぎまで。芸事は一日にしてならずを痛感。おお、これはまさしく「夢芝居」だ。しかし20年振りの九州、小倉はいい街でした。(4日) すっぽんサプリ完全比較ガイドへ。裏…

さよなら妖精

やはり源泉徴収は捨ててしまったようで、本部に連絡。なんか知らんが毎年ギリギリだな。米澤穂信『さよなら妖精』。以前読んだもの。つまるところマーヤがユーゴスラヴィアのどこ出身かということだけで、謎自体どうということはないのだけど、ラストにもっ…