菊地秀行とドラキュラ

車検終了。なんとか前回並みの出費で済んでほっとする。マフラーは本当にパテで補修してくれたみたい。けど大丈夫なんだろうか。

その後、近所の古本屋で菊地秀行 『吸血鬼ドラキュラ』、石田衣良 『エンジェル』 『娼年』、立川志の輔古典落語100席』 を購入。菊地秀行の 『吸血鬼ドラキュラ』 は、Bram Stoker Dracula (1897) を翻案したもの。原作にはドラキュラ伯爵とジョナサン・ハーカーとの間の同性愛を描いているとも読める箇所があって、これをどう翻案しているのか興味があったのだけど、そこには触れていなかったのでちょっと残念。ちなみに Dracula には、創元推理文庫から出ている 『吸血鬼ドラキュラ』 (平井呈一訳) と 水声社から出ている 『ドラキュラ』 (丹治愛、新妻昭彦訳) があります。前者は、原文を訳していない箇所があったりするのですが、話の流れを掴むには良いかと。後者は結構いい値段するので未見です。


吸血鬼ドラキュラ (講談社文庫) エンジェル (集英社文庫) 娼年 (集英社文庫) 滑稽・人情・艶笑・怪談…… 古典落語100席 (PHP文庫) 吸血鬼ドラキュラ (創元推理文庫) ドラキュラ