しじみ売り

足りない文献があることに気付いて、注文。間に合うか微妙。

懲りずに『日本の話芸』を。今回は、桂福團治の人情噺「しじみ売り」。しじみ売りをしている子どもを不憫に思った次郎吉が、施しをする。どうしてしじみ売りをしているのかと問いただしてみると、かつて次郎吉はその子どもの姉夫婦にも施しをしたことがわかる。その施しがきっかけで、あらぬ嫌疑をかけられた姉の夫は警察の厄介となり、姉は体調を崩し、伏せがちになってしまう。そういったいきさつで、その子どもは家計を支えるため、しじみ売りをしているのだとか。よかれと思ってしたことが、裏目に出たことを悔やむ次郎吉の話。うーん、人情噺はちょっと苦手。

夜はモツ鍋、うまい。その後、ここのところ習慣化しつつあるネットカフェへ。『シガテラ』を読みふける。心残りなのは、6巻がずっと借り出されていて、読めなかったこと。しょうがないので、『カムイ伝』の続きを読む。

シガテラ(6)<完> (ヤンマガKCスペシャル) カムイ伝 (3) (小学館文庫) カムイ伝 (4) (小学館文庫)