ぞろぞろ

豆をもらったので、豆まきをしてみる。ばらーっとまくと、そんなに広い部屋じゃないけど、あとで回収が大変なので、ビニールに小分けにしてまく。ご利益もへったくれもない。

CDで、立川談志「ぞろぞろ」。閑古鳥の鳴いている信心深い荒物屋に、近所のお稲荷さんが奇跡を起こす。嘘のように客が詰め掛け、ワラジが足りなくなるという嬉しい悲鳴。すると、売り切れたはずのワラジが天井からぞろぞろ次から次に現れる。荒物屋からお稲荷さんのご利益を聞いた床屋が、よし、じゃあうちもと、お稲荷さんに参拝する。帰ってみると、嬉しいことに店が客で溢れている。喜び勇んで、客の髭をあたると、次から次に新しい髭がぞろぞろと。噺はもとより、まくらが秀逸。志ん生のものまねも聞けます。