家庭の医学

レベッカ・ブラウン『家庭の医学』。2002年に刊行された単行本の文庫版。癌の発病に始まり、日に日に痩せ衰えていく母の最期を看取るまでを綴った「介護小説」。介護の形はそれぞれだろうけど、極めて淡々となるべく感情を排して語られるこの物語は、その静謐な語りがかえって遺族のやるせなさを伝えている(ような気がする)。

家庭の医学 (朝日文庫)