イギリス人の患者

快晴、非常勤先で2コマ。先週休講だったため、今日が初回。イントロダクションで早々に終了。どちらも40人弱ほどのクラスだけど、中国人留学生が少なからずいる。中国人が日本で英語を勉強するというなんだかよくわからない事態に、さぞかし大変だろうと同情。

The English Patient (Bloomsbury Classic Series)

The English Patient (Bloomsbury Classic Series)

92年度ブッカー賞受賞作。第二次大戦末期、フィレンツェの北、サン・ジロラーモ屋敷で、飛行機事故で全身火傷を負った「イギリス患者」を看病するうら若きカナダ人看護師ハナ。その屋敷へ、ハナの父親の友人カラバッジョが訪れ、さらに、爆弾処理を専門とするインド人工兵キップが迷い込む。カラバッジョはかつて連合軍のスパイとして働き、ナチスに捕らえられた際に受けた拷問の後遺症に今も苦しんでいる。一方キップは上官のイギリス人から爆弾処理の手ほどきを受け、ナチスが遺していった地雷の撤去に従事している。こうして4人の共同生活が始まり、戦争に翻弄された物語を互いに語って聞かせていく。片手間に読んだせいか、散文と韻文が混ざり合ったような文体のせいか、序盤、誰が誰なのかよくわからなくなって混乱。中ほどからは、割りにすんなり読めます。ただ終盤の (原爆投下をラジオで耳にしたキップがその非をすべてイギリスに押し付け...) 展開はちょっと疑問。