帰省
葬儀の後、今日まで帰省。よく面倒を見てもらっていただけにやるせない。恩返ししたくてもできない。
腰の様子を見ながら、休憩を挟みつつ帰省。なんだか気が抜けてしまって、ぼんやり本を読んで過ごす。佐藤友哉『フリッカー式』は読んでる友人がいるようだけど、綾波レイにする意味はなんだったんかいな。伏線を読み落としてるのかしらん。立川志らく『全身落語家読本』は手持ちのもので六刷。売れてるなあ。「ネタ論」以外たいしたこと言ってないんだが。阿佐田哲也『ばいにんぶるーす』。○○百貨店の工事をやってたときに、夜勤明けの爺様たちが手にした取っ払いを茶碗のなかで溶かしていたのを思い出した。おけらになってもワンカップでしゃきーんとなるんだけど。米澤穂信『インシテミル』はスタンフォードでの心理実験に題材をとった『es』みたいな話。ここまで読んで読むものがなくなってしまったので、セシールのカタログを隅から隅まで読む。