FAWLTY TOWERS Disk2
授業三つ。業者が入ったのですこぶる快調。
『FAWLTY TOWERS』。Disk2の残り。今まで観たなかでは一番作り込まれている一作で、耳の遠いリチャーズ夫人がホテルにいちゃもんをつけまくる(リチャーズ夫人/Communication Problems)、オチは見え見えなのだが、はしごコントが冴えわたる(精神科医/The Psychiatrist)。
赤い館の秘密
授業二つ。TOEICクラスに中国系アメリカ人学生がいるのだが、なんだろう、このやりにくさは。
A.A.ミルン『赤い館の秘密』。『くまのプーさん』のミルンが唯一書いた探偵小説。序文で探偵とはしろうと探偵たるべし(探偵を全知の語り手としない)と書いているわりに、読者には探偵(ギリンガム)の得た知見が披露されず、最後だけ読めばいいような書き方になっていたりする。
そういえば、以前のエントリーで紹介したTony DiTerlizzi/Holly Black著 "SpiderWick"は、知らない間に翻訳が出て、映画化もされたんだとか。映画化されるほどの出来とは思えなかったが、逆に映像化してイメージを固定した方が受けるのかも。