崇徳院

HDD鑑賞。昨日の『日本の話芸』は桂雀三郎 (ヨーデル食べ放題♪のお方です)「崇徳院」。気の病でふさぎこんでいる若旦那。占い師によれば思い煩っている心の内をさらけ出してしまえば、たちどころに回復するとの見立て。とはいえ、親にさえ話したがらない若旦那に業を煮やした旦那さんは、熊を呼んでその心の内を確かめてもらうことに。するとなんのことはない、恋煩いだと判明。そこで若旦那が見初めた相手を探さんと、熊は唯一の手がかりである崇徳院百人一首 (瀬をはやみ岩にせかるる滝川の…) をわめきながらあちこち奔走することに。聴き(見)所は、熊がほとほと疲れて床屋でへたりこんでいるところ。オチは下の句を知らないと笑えない。ということで楽しんで百人一首が覚えられます。そういえば、ぽっどきゃすてぃんぐ落語でも若手が「崇徳院」を演じていましたが、違いは歴然。