大晦日

実家。古本屋で本の仕入れ。腰が痛いので掃除には参戦せず、ただただじっとしている。小田嶋隆が言うように確かに格闘技は家族団欒と反りが合わない。かといって紅白もなあ、なにやってんだサブちゃん。

東直己『流れる砂』。畝原私立探偵シリーズ第二弾。女子高生売春、政官財の癒着に新興宗教、はたまた保険金殺人と考えられうるネタを盛り込んだ一冊。これだけ大風呂敷を広げながらも展開図を畳むみたいにプロットを収斂させる力量に感服。

流れる砂 (ハルキ文庫)