デジャ・ビュ

Abebooksから届いた本を読みつつ、年末に引き続き論文。

百 (新潮文庫)

百 (新潮文庫)

色川武大『百』。齢90を越える元軍人の父と私との歪な父子関係を描いた、表題作の「百」だけ読む。こんな親父はイヤだ。勿論こんな私もイヤだけど。でも、こういう父子関係がそう遠くない内に現実のものとなるのかも。妙に自分の父親がちらついてしょうがない。色川は自分の頭がゼッペキなのを称して畸形と言っているようだけど、そういえば、わたしもゼッペキです。ドーナツ枕はなかったのかしらん。