オルタード・カーボン

授業準備、提出する書類の作成と新規の非常勤先の下見。ものすごい斜面に無理やり建てられている。移動の度に足腰が鍛えられそう。

リチャード・モーガン『オルタード・カーボン』。フィリップ・K.ディック賞受賞作。わたしのなかでのSFらしきものは中学時代の星新一で止まったままなので、ちょっとどうかなと思ったものの、ハードボイルドミステリ+SFといった感じで抵抗なく読める。個人のアイデンティティを集約した皮質メモリースタックをあるスリーヴ (殻、つまり身体) から別のスリーヴに移し変えることで、貧富によって程度の差はあれ、延命が可能になった27世紀を舞台にしたもので、映画化も決まっているようです。ただし、エログロをかなり含んでいるので年齢制限がつくんだろうなあ。

オルタード・カーボン