週末は名古屋で学会。初参加なので顔と名前が一致せず、とにかく人間関係把握に努める。ワーズワース言うところの「賢明な受動性」によって『チャーリーとチョコレート工場』のチャーリーを説明する発表は良かった。ただ、なぜワーズワースじゃなきゃダメな…
授業二つ。定額小為替の手数料ってつい数年前まで10円だったと思うのだが、一律100円になったみたい。50円の小為替を100円の手数料払って買うのか。銀行もそうだが、どこに「手数」がかかっているのかよくわからない。『ビートたけしのつくり方』。高校生の…
授業一つ。synopsisを書いたり、近所を散歩したり。『不良番長 口からでまかせ』。シリーズ第10作。11作目以降はまだレンタルされていないのでとりあえずこれで打ち止め。名古屋弁でまくし立てるルーキー新一、一人芝居も絶好調の山城新伍、オランウータンさ…
一週間分の小テスト作成。その他授業準備。西尾維新『不気味で素朴な囲われた世界』。「きみぼく」シリーズ第2作。なにやら祭りが起こっているようで、いつも以上にじゃんじゃん出ております。これなど、単行本とノベルスでほぼ同時刊行というよくわからない…
授業二つ。学生の顔と名前は未だ一致せず。 学生「先生、俺の名前知っとる?」 私「・・・あ、当たり前やろ」 学生「ほんまー、じゃあ何?」 私「知っとるけど今日は言わん」 TOEICはわずかに目標に届かず。次は年明け。リーディングは480以上いかないんだと…
藤田宜永『転々』。今秋「時効警察」の面子で映画化されるそうなので読んでみる。借金取りに追われる学生と妻を殺した「探偵」が、井の頭公園から霞ヶ関までぶらぶら寄り道しながら散歩するお話。非常に湿っぽいよく出来た話だが、三木監督だけにコメディに…
先週末は相方と「たけはら憧憬の路」へ。なんのこっちゃわからないでしょうが、平たく言うと竹アートです。授業二つ。海野弘『遊びつづけるピーター・パン』。てっきりJ. M. Barrieのかと思っていたら、なんのことはない (ということもないが) 80年代初頭の…
先週末は名古屋で院の同級生の結婚式。末永くお幸せに。授業一つ。学内TOEICのお知らせ。『不良番長 出たとこ勝負』。懲りずにシリーズ第8作。いい加減飽きてきたが、とりあえず10作目までは見ようかと。SSもどきの格好で大滝組に殴り込みをかけるカポネ団。…
授業一つ。使い回しのノラ・ジョーンズ。授業後、N先生と待ち合わせ。論文の話もそこそこに、研究科の愚痴を小一時間ほどうかがった後、銭湯と夕食をご一緒に。『不良番長 一攫千金』。シリーズ第7作。造船会社の不正につけ込む業界紙と大矢田興行を出し抜…
一昨日のTOEICの疲労を引きずりながら授業二つ。書き物はとりあえず仕上がったことにして体裁を整えたり。「〜なのである」「〜なのだ」が続くとバカボンのパパみたいで嫌になる。Louis Sachar "Alone in His Teacher's House"と "Class President"。シリー…
〆に追われて書き物。オチで悩むのはいつも通り。明日の授業準備。『立川談志 ひとり会 落語ライブ’92~’93 第6巻』。まくらばかりを集めたコンピレーションDVD。三遊亭圓歌に噛みつき、永六輔をこきおろし、日本オリンピック選手団 (バルセロナ五輪) にダ…
ピンクの電話のネタじゃないが、くるぶしが見あたらないほど激しく捻挫。足をさすりながら授業二つ。『不良番長』。組織 (挺心会) 対神坂率いる愚連隊という、後のシリーズの方向性を決めたシリーズ第1作。確か『徳川女刑罰史』と同時上映されたのだったか。…
『不良番長 どぶ鼠作戦』。しつこくシリーズ第5作。新宿を追われたカポネ団、今度の舞台は大阪。ストリップ劇場をめぐる地元ヤクザ大東組 (関西挺心会) との大立ち回りなど、東映の任侠路線ど真ん中な一作。大阪編ということで、おでん屋の主人に中田ダイマ…
授業二つ。リズムが狂ってぼんやりしたまま終了。ノラ・ジョーンズの "Don't Know Why" で仮定法の勉強。『不良番長 送り狼』。順調にシリーズ第4作。前回、端役で出ていた山城新伍と今回新たに小松の親分がお笑い部門としてカポネ団に入団。風俗産業に絡む…
『不良番長 練艦ブルース』。シリーズ第3作。闇カジノをエサに、神坂率いる「カポネ団」と梶木(中田博之)率いる「桜吹雪」の一網打尽を図る挺心会。結局、高田総統の官帽みたいなのを被った怒れる神坂の返り討ちにあう訳ですが。このマンネリズムが心地よ…
ごろごろ静養。『不良番長 猪の鹿お蝶』。シリーズ第2作。基本構図は不良軍団V.S.挺心会。殺された仲間の弔い合戦で、棺桶を担いだ神坂(梅宮辰夫)やタニー(谷隼人)らがへルズ・エンジェルスばりの格好で挺心会に乗り込むなか、ひとり藤木(千葉真一)は…
うだうだ書き物。江戸川乱歩『新宝島』。ロビンソネイドの作法に則った翻案物。タイトルからしてスティーヴンソンの翻案かと思って読んだのだけど、どうも違う。中盤以降の展開は、むしろハガードの『二人の女王』に近い、というか酷似している (湖から地下…
大学図書館で探し物。書庫をうろうろしてバテる。Louis Sachar "Marvin Redpost: Kidnapped at Birth ?"。シリーズ1巻目。タイトルからわかるように、'changeling' のお話。表紙や挿絵にまったくかわいげがないのがどうも。
日用品の買い出し。胸に「痴漢注意」と大書されたTシャツを着たおじさんがいたが、あれはなんだ、トイレの「いつもきれいに使っていただいてありがとうございます」と同じことなんかいな。Louis Sachar "Sideways Stories from Wayside School"。いつも先生…
帰省中。いくつか墓参りを済ませてファミレスで避暑。吉川潮『浮かれ三亀松』。「浪速恋しぐれ」を地でいく柳家三亀松一代記。漫才や声帯模写、音曲といった色物は落語や講談に比べて当時地位が低いものだと思っていたがどうも違うみたい。
成績伝票送付。修道で文献複写。そのまま帰るのもなんなので、安佐動物公園に入る交差点付近を記憶しつつメガへ。行方昭夫『英文の読み方』。なんとも読者を限定しそうなストレートなタイトルですが、語り口はくだけていて非常にリーダブル。翻訳作業前に読…
再試験。採点。要旨の送信。書き終わってないのに要旨もへったくれもないので、嘘っぱち、ここに極まれりといった感じ。森嶋通夫『智にはたらけば角が立つ―ある人生の記録』。身近な人を思い浮かべて読むもよし、対岸の火事として読むもよし。これほど「聖俗…
前期試験。教務が監督をしてくれるとのことで、家でふんぞり返っていたらY先生から着電。違うクラスの試験を受けていた学生2名と欠席者7名の対処をお任せしますとのこと。欠席者の対処はないとしても、うーむ、そんなことがありえるのだね。考えられんなー、…
8月下旬に京都で学会があるのだけど、参加費3万円なり。一日参加も可能らしいので、そっちにしとくか。東直己『挑発者』。畝原シリーズ最新作。最後のぐだぐだの展開は東本人も認めているのでまあご愛敬ということで。いつにもまして軽妙な語り口がだんだん…
翻訳送信。1周しか確認できなかったが、まあいいだろう。チベット難民学生の受け入れにあたって、当該学生の資格が法律に抵触しないかどうか、ということでインドの教育法を訳したのでした。『en-taxi No.18』。談春の連載がいつから始まったのか定かではな…
大雨。授業二つ。ここは今日で前期終了。あーやれやれと思っていたら、授業後、教務主任からなにやら得体の知れない翻訳仕事を仰せつかる。県立の学校なんだし、県庁の嘱託に頼めばいいんでないのかねえ。テンション上げればなんでも出来ると唄ったのはグル…
相方と久しぶりにネットカフェでマンガ三昧。『ホーリーランド』はもう少し街でくすぶり続ける模様。「表の世界」へはあの総合格闘家二人をなんとかしないといけないんだろうな。花沢健吾『ルサンチマン』。現実世界でもてない男が美少女ゲームの仮想現実で…
授業二つ。スポーツ推薦で入学した学生は厚遇されているなあ、と、ある通知を見ながら思うのだが、そんなことこちらには関係ないのであって、下駄を履かせる気なんかさらさらなし。夕方から安芸津。卓上扇風機を独占するのは罪深い。首回らなかったんでしょ…
授業二つ。リクエストがあったので『アナスタシア』を観せて時間調整。これディズニーだとばかり思っていたが20世紀フォックスなのだそう。医学部編入試験の過去問を持ってきた学生とあれこれ。休み中に気づいてくれなかったら、もう少しランクを下げるよう…
授業二つ。「週刊ST」を授業用に編集したテキストを使用しているのだけど、精読/多読どちらをするにしても少人数じゃないと使いづらい。半期で2単位とれるからって、80人は集まりすぎじゃないのか。『hon-nin』。インタビュー前に相手の著作に目を通した…